今回、WINWORKS One は、上記の課題を解決し接客効率の最大化を図ることで、生産性を向上することを目的にカフェテラス「カメリア」で導入されました。具体的にはまず、過去の来客数をPOSデータから求め、その動向を分析して日毎、時間帯毎の来客数を予測するモデルを作ります。このモデルを用いて、時間帯毎の必要スタッフ数を予測します(「デマンド予測」)。一方で、就業規則や労働基準法上の規則、雇用契約条件、また個人のスキルやシフトルールといった、同店固有の勤務に関するルールを定めます(「勤務ルール」)。さらに、従業員一人ひとりの希望休暇や研修、出張といったスケジュールを加味します(「スタッフスケジュール」)。そして、これら全てを制約条件として考慮した上で、最も適したシフト表を作成します。
カメリアでは特に、ホテル内のレストランということから、宿泊や宴会の団体予約に対応するスタッフスケジュールや勤務ルールを定義するなどといった、勤務計画の精度向上が図られました。また、正規スタッフ以外のアルバイトや、社内の応援者の割り当てを自動化するルールを決めるなど、細かい勤務ルールの定義も工夫に加わりました。このように「デマンド予測」、「勤務ルール」、「スタッフスケジュール」を細かく配慮したWINWORKS One の働きにより、カメリアでは余裕人員を減らし、かつ繁忙時間帯には十分な人員を配備することで、勤務のムリ・ムダを省き、結果、接客効率を向上させました。WINWORKS One は2007年10月に実働が開始されましたが、稼動6 ヶ月で既にピーク時で20%、平均で約14%の人時生産性改善が確認されています。それだけでなく、従業員の希望やシフト上での公平性を反映させたシフト表によって、従業員一人ひとりの満足度も高まるといった効果も評価されています。